美容医療発想から生まれた「ニードルコスメ」の可能性

「ニードルコスメ」という言葉を耳にする機会が増えています。

本コラムでは、基本的な考え方から、代表的な製品タイプ、製品設計のポイントまでを整理して解説します。

「ニードルコスメ」とは?

微細なニードル状構造を活用した化粧品の総称で、角層へのアプローチ方法に工夫を凝らした製品を指します。

ここでいう「ニードル」は、医療用の注射針のようなものではなく、美容成分を固めてニードル状に成形したものや、容器先端部に微細なパーツとして組み込まれたものなど、化粧品として角層内への浸透を前提に設計された構造です。

塗って補うスキンケアとは異なる使用方法や、スペシャルケアとしての位置づけから、差別化しやすいアイテムとしても注目されています。

市場動向と注目される背景

ニードルコスメはSNSや美容メディアでの露出をきっかけに、ここ数年で急速に認知が広がっています。
現在では、集中ケアやエイジングケア※1を意識する層を中心に支持を集めています。

こうした広がりの背景には、以下のような要因があります。

・新しい形状による話題性や使用感
・スペシャルケアとしての分かりやすい位置づけ
・エイジングケア※1への関心の高まり

とくに、
「これまでのスキンケアでは物足りなさを感じている」
「自宅でのケアをより充実させたい」
といったニーズと相性が良い点も、支持を集める理由のひとつと言えます。

種類と製品設計の考え方

ニードルコスメには、原料や形状、使用方法の異なるさまざまなタイプが存在します。

市場ではスピキュール(海洋由来の微細針)を用いた製品など、さまざまな設計の製品が展開されています。

いずれのタイプにおいても形状や使用方法に応じた処方設計が求められるため、ブランドコンセプトや想定ユーザーに合わせた慎重な開発と設計が求められる分野といえます。
そのため、ニードルコスメの製品化においては、処方設計や品質設計のノウハウを持つOEM・ODMパートナー選びも重要なポイントとなります。

代表的な製品タイプ

ここでは仕様とアピールポイントの観点から、特に注目度の高い2種類をご紹介します。

インジェクター型 
インジェクター形状の容器を採用した、特定の部位に使用しやすい設計のニードルコスメです。

特長・設計ポイント
・容器先端にニードル状の構造を設け、肌に押し当てて使用する
・微細なニードル構造により美容液を角質層内に浸透させる
・ニードル部の高さは、角質層の厚さを考慮した約0.2mm
・毎日使えるポイントケアとして提案しやすい
・さまざまな成分を配合しやすく、同じ形状の容器でシリーズ展開が可能


ニードルパッチ型
口元や目元など、一定の範囲に貼って使用するニードルパッチです。

特長・設計ポイント
・ニードル状に成形したヒアルロン酸※2などの美容成分を肌に貼って使用する
・肌に貼りつけることで、角質層内でヒアルロン酸※2が溶解する設計
・ニードルの高さは、角質層の厚さを考慮した約0.2mm
・ナイトケアや集中ケアとして取り入れやすく、ギフトやトライアル用途にも適した仕様
・ヒアルロン酸※2を主要な成分として、希望する成分の追加配合が可能

OEM・ODMご検討中の方

ニードルコスメは話題性が高い一方で、製品設計や品質面への配慮が特に重要となる分野です。
弊社では、「インジェクション型」「ニードルパッチ型」を中心に、企画段階から製品化までをサポートするOEM・ODM体制を整えています。

・初めて取り組みたい
・自社ブランドに合った形で製品化したい
・既存ラインナップに付加価値のあるアイテムを加えたい

といったご要望がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
ニードルコスメという注目分野を、貴社ブランドの新たな選択肢としてご提案いたします。

※1 年齢に応じたケア
※2 保湿成分

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